勝利と、引き分けや負けとの間には、大きな壁がある。
勝利するのと善戦止まりでは、大違いだ。
誤解を恐れずに言えば、善戦するのは楽だ。
そしてそれが楽だからこそ、そこから抜け出して勝利することには苦痛が伴う。
だからこそ、その苦痛を克服して勝利を得る者は、祝福される。
だからこそ、苦痛を克服して勝利し続ける者は偉大なのだ。
七冠馬であるテイエムオペラオーやシンボリルドルフは、勝利を得る過程で苦痛による妥協を感じさせない。
だから彼らは勝ち続けた。
だが、同じ七冠馬のディープインパクトは、苦痛を感じさせなかった。
その象徴である四角での捲りは、涼しい風が通り去るようだった。
その姿は、美しかった。
勝負者としての究極を見た思いだった。
だから、世界一になって欲しかった。
夢破れても、再挑戦してほしかった。
だが、夢半ばで、ディープインパクトは引退してしまった。
また(出来れば近いうちに)、この夢の続きに挑戦する名馬が現れて欲しいなぁ。
Friday, January 05, 2007
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